大分交響楽団

大分交響楽団について

2013年に創立50周年記念演奏会を迎え、全国のアマチュアオケの中でも歴史の長いオケの一つとなっております。春と秋に催される年2回の演奏会を軸に、学校や公民館での演奏会や有志による室内楽等活発な活動を通じて、大分県の芸術文化向上のお役に立てればと願っております。
 われわれがこれまで演奏を続けてこられたのも、ひとえに大分県民の皆様の心温まるご声援とご支援のおかげと感謝しております。今後とも皆様に愛され続けられますよう、ますます精進し、全国でも名のある楽団に育っていきますよう団員一同力を合わせていく所存です。これからもよろしくご声援お願い申し上げます。

 
大分交響楽団

 
 
 

団員募集について 

あなたもオーケストラに参加しませんか!
当楽団はアマチュア団体で、団員のほとんどは、仕事の合間をぬって手弁当で活動しております。忙しい中、それでもオーケストラの魅力にとりつかれた人たちの集まりと言っても過言ではありません。ほぼ毎週日曜日の午後をその活動に費やしていますが、仕事の都合で毎回は来られない人、子連れで参加する人、など様々な人が協力して一つの音楽をつくりあげています。その輪の中にあなたも入って音楽を楽しんでみませんか?学生時代にオーケストラ活動を経験された方、あるいは、現在楽器を習っておられる方、皆さま方のお力をぜひ当楽団にお寄せ頂けませんでしょうか。練習参加可能な方なら年齢・経験は問いません。興味のある方は下記「お問い合わせ」までご連絡下さい。

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お問い合わせ

 倉内 芳秋 (大分交響楽団事務局長)
 〒870 - 1115
 大分市ひばりヶ丘3丁目9の3
 kurauchi@@oct-net.ne.jp (実際のアドレスは「@」は1つ)
 097-597-3589

 
大分交響楽団

 

指揮者の紹介


指揮者 森口真司
 
大阪府出身。京都大学文学部を経て1995年東京藝術大学指揮科大学院修了。
指揮法を田中良和、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘の各氏に師事する。大学院修了後すぐプラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)、同時にプラハの春国際音楽祭に出演しプラハ放送交響楽団を指揮した。以降、東京フィルハーモニー交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ、札幌交響楽団など全国各地のオーケストラに客演する。また岩城宏之氏に認められ、2003年から2年間オーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を務めた。
在任中は定期公演、オーストリア・ベルギー公演、邦楽とのジョイントコンサート(石川県立音楽堂委嘱作品、多田栄一作曲「時の果てまで」初演)、テレビ金沢開局15周年記念演奏会等数多くの重要な演奏会で成功を収め、堀米ゆず子、リディア・バイチュ(ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)、崔岩光(ソプラノ)、森山良子、加藤登紀子、山本邦山(尺八 人間国宝)など多彩なソリストと共演した。
 オペラ指揮者としてこれまで30を超す作品を100回近く指揮し、最近では大田区民オペラ・ベッリーニ「ノルマ」(「三菱UFJ信託音楽賞」受賞)ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」、モーツァルト劇場・オッフェンバック「りんご娘」(日本初演)が各方面から絶賛されるなど充実した活動が続いている。また東京二期会を中心に若杉弘、クラウス・ペーター・フロール、エド・デ・ワールト、ペーター・コンヴィチュニー、著名な指揮者・演出家のもと、ヤナーチェク「イェヌーファ」ワーグナー「さまよえるオランダ人」モーツァルト「皇帝ティトゥスの慈悲」「魔笛」リヒャルト・シュトラウス「ダナエの愛」(日本初演)「ダフネ」(日本初演)チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」など数多くの公演に合唱指揮者として参加、その手腕は極めて高く評価されている。2002年から2009年まで東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスも務めた。東京藝術大学、二期会オペラ研修所講師等を経て、現在大分県立芸術文化短期大学准教授。 
 
 

 


指揮者 山田啓明

1965年大分県別府市に生まれる。大分県立別府青山高等学校,東京芸術大学音 楽学部楽理科を卒業後、渡欧してウィーン国立音楽演劇大学(旧アカデミー)指揮科、オペラ伴奏科に学ぶ。96年に同大大学院指揮科を修了。在学中よりウィー ンオペラシアターのアシスタントコンダクターやバーデン市立歌劇場のコレペティトアなどを務めるかたわら、ヨーロッパおよび日本各地のオーケストラを指揮。95年のブザンソン指揮者コンクールで2位、96年の国際オペレッタ指揮コン クールでは3位に入賞。 
 98年に帰国後は、大分交響楽団等のアマチュア・オーケストラの指導を中心に各地で指揮者として活動している。2002年にはグランシアタで大分県民オペラと原嘉壽子作曲のオペラ『青の洞門』初演を指揮。また近年、夫人の小川明子と伴奏ピアニストとして共演し、2003年には2人で日本歌曲選のCDをリリースすると ともに音の泉ホールでリサイタルを開き、好評を博した。
 指揮を安永武一郎、高階正光、U. ライオヴィッツ、P. シュヴァルツ氏らに、 ピアノを加藤公康、辛島輝治、T. クロイツベルガー氏らに、音楽理論を野崎 哲、井上公子、角倉一朗氏らに、オペラ伴奏法をH. ゲルツ、K. ライトナーら各氏に、また声楽を小松英典氏に師事している。 
 現在、鳴門教育大学助教授。 
 
 
 

指揮者 田久保裕一

1957年千葉県生まれ。1980年東京学芸大学音楽科卒業。
指揮を伊藤栄一、伴 有雄、汐澤安彦、秋山和慶の各氏に師事、またチェロ、室内楽を黒川 健氏に師事。
1980年~1992年まで12年間、千葉県習志野市にて小中学校の音楽教師を務めるかたわら、多くのアマチュアオーケストラを指揮し、レパートリーを広げる。1992年に退職し、プロの指揮者に転向。
1992年~1993年、スイス・ルガノおよびウィーンにおいて、リヒャルト・シューマッヒャー氏、カール・エスターライヒャー教授、湯浅勇治氏、ハンス・グラーフ教授に師事。
1994年11月、ルーマニア・ブラショフ市で開催された第4回「ディヌ・ニクレスク」国際指揮者コンクールにてグランプリを受賞。また、審査員特別賞「ルーマニア現代音楽演奏賞」と聴衆特別賞もあわせて受賞。
1996年3月より、ほぼ毎シーズン、ブラショフの「ジョルジュ・ディマ」フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に出演。またスロヴァキア放送交響楽団、ルーマニア国立「ミハイル・ジョラ」フィルハーモニー交響楽団、トランシルヴァニア室内管弦楽団、カザフスタンのアルマトィ市立管弦楽団など、海外のオーケストラとの活動も広がっている。
1999年12月31日、彦根第九オーケストラおよび合唱団を率いて、ベルリンのSFB大ホールにおいて、ベートーヴェンの第九交響曲を演奏、成功に導いた。
2002年8月中国内蒙古自治区の呼和浩特にて内蒙古民族歌舞劇院交響楽団を指導。同団演奏会にて大成功を収める。多大な功績を讃えられ「名誉客演指揮者」の称号を受ける。今後毎年定期的に指導していく予定である。
これまでに国内の主要オーケストラを多数指揮。また、全国のアマチュアオーケストラや合唱団の育成にも尽力している。日本指揮者協会幹事。東京指揮研究会代表。
 
 
 

指揮者 山本祐ノ介
 
1963年東京生まれ。両親ともに作曲家の家庭に生まれ、ピアノ、チェロ、作曲、指揮を学ぶ。東京芸術大学附属高校を経て、同大学入学。同大学院を修了後、東京芸術大学管弦楽研究部講師、同附属高校講師、都立芸術高校講師、ハレーストリングクァルテットチェロ奏者、東京交響楽団首席チェロ奏者などを経て、現在ソロチェリスト及び、指揮者、作曲家として活躍中。
第21回民音コンクール第1位入賞。(ハレーストリングクァルテットとして)
これまでに各地でリサイタルを行うほか多くのオーケストラと共演し、いずれも好評を博す。また、「オーケストラがやって来た」、「題名のない音楽会」などのテレビ番組へのゲスト出演も多数。
‘95年からサントリー小ホールに於いて行われた6回にわたるチェロ連続リサイタルでは、バッハの無伴奏組曲全曲、ベートーヴェンおよびブラームスのソナタ全曲を含む意欲的なプログラムで大好評を博し、注目を浴びた。‘02年、日韓の300人のチェリストにより行われた「日韓親善チェロコンサート」では、意欲的な選曲、編曲及び指揮によりチェロアンサンブルの新しい可能性を示した。
父、山本直純追悼として行ったリサイタルでは、バッハから寅さんまでバラエティ豊かな曲目で聴衆の大きな感動をよぶとともに、高い評価を受けた。
「聴衆の目線での企画」をコンセプトに‘02年にスタートした「山本祐ノ介プロデュース・森のサロンコンサート」(松戸・森のホール)、は回を経るごとに増える聴衆に支えられ、すでに10回を越えて続いている。
他にも、ビデオ『生命幻想曲』『生命合奏曲』(佼成出版)、『たれぱんだ』(メディア芸術祭優秀賞)、戯曲『陽だまりの樹』などの作曲、『デュオで楽しむヴァイオリン名曲集』(音楽之友社)の編曲、『チェロが弾ける本』(ヤマハ)の著作、など活動範囲は広いが、すべての活動に於いて、人々の心に安らぎと勇気を与えるため、心あたたまる表情豊かな音楽を追求している。
 
 
 

指揮者 渡邉康雄
 
指揮者・渡邉曉雄の長男として1949年東京に生まれ、東京芸術大学付属高校の作曲科を卒業後に渡米。18歳より8年間ボストンのニューイングランド音楽院とニューヨークのジュリアード音楽院にて学んだ。
 ピアノをセオドア・レトヴィン(Theodore Lettvin)とサッシャ・ゴルトニツキー(Sascha Gorodnitzki)に師事。
 ボストンに留学中の1972年に東京文化会館にてブラームスのピアノ協奏曲第2番を父子共演してピアニストとしての華々しいデビューを大成功させ、以後、NHK交響楽団、東京都交響楽団、ヘルシンキ放送交響楽団などと共演し、我が国はもとより世界各国にて幅広い演奏活動を行っている。
 指揮の分野においては、1982年に徳島交響楽団を初めて振り、愛媛交響楽団、山形フィルハーモニー交響楽団、神戸室内合奏団と続き、1992年に東京のサントリーホールにおいて日本フィルハーモニー交響楽団を指揮してプロの指揮者としての正式なデビュー公演を飾り、以後オーケストラアンサンブル金沢、東京都交響楽団、群馬交響楽団など我が国の代表的なオーケストラを数多く客演指揮している。
 現在くらしき作陽大学教授、桐朋学園大学非常勤講師、上齋原ピアニストキャンプ・ディレクター、津山国際総合音楽祭副監督。
 
 
 

指揮者 西田博 

東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院修了。
在学中から名古屋フィル、山形交響楽団のコンサートマスターを歴任。ヴァイオリンを海野義雄、ヨーロッパでシュナイダーハン、シェリング、グラドフの各氏に師事。指揮法を遠藤雅人に師事。サバリシュの推挙でバイエルン州立歌劇場に入団。クーベリック、ベーム、マゼール、チェルビダケ、クライバーの指揮で演奏。
1979年からエッシェンバッハの推挙で州立フィルハーモニー、ラインランドファルツ第一コンサートマスター就任。ヨーロッパ各地で同団と多数のヴァイオリン協奏曲を共演。マインツ室内管弦楽団、大阪フィル、名古屋フィル、東響とも共演。石丸寛、高関健、朝比奈隆、山本直純、ピンカス・シュタインベルク、レイフ・ゼーガーシュタム、クリストフ・エシェンバッハなどの指揮者とコンチェルトを共演。日本、ドイツ以外にもポーランド、スペイン、スイス、フランス、ベルギー、イギリスにてソロリサイタルや室内楽活動を行う。また現在までに、客演コンサートマスターとして新日本フィル、札響、大阪センチュリー、関西フィル、九響、群馬響、セントラル愛知響に招かれる。
1989年、東京交響楽団首席第一コンサートマスターに就任。退団後武蔵野音大助教授に就任、2005年まで勤める。
 現在は保土ケ谷コミュニティーオーケストラ、アルキ合奏団、アンサンブル・プロムジカ、アンサンブル"アマデウス"Tama、ジャスタ東京チェンバーオーケストラの常任指揮者。コンクールの審査員や後進の指導を特に東京、名古屋、九州で行なっている。
八王子フィル、瀬戸市民オーケストラ、レストロ・アルモニコ合奏団などのアマオケの指揮活動にも精力的に力を注いでいる。日本弦楽指導者協会理事。CDはフェリチオ、ブゾーニヴァイオリン曲集、ヴァイオリン名曲集をリリース。
 

トレーナーの紹介
 

松尾英一
大分上野丘高校、広島大学教育学部音楽科卒業。大学在学中オーケストラに関わり、永年の活動の端緒となる。指揮法・和声法を、故・高田信一氏(元N響指揮者・作曲家)に師事。卒業後県内の県立高校において教諭として勤務。教育活動のなかでも特に音楽科教科指導、合唱、吹奏楽の指導にあたる。退職後はオーケストラ活動の他、複数の合唱団の指揮、指導にあたる。大分交響楽団には、創立と同時に入団。40数年間コントラバスプレイヤーとして活動、理事、理事長を経て現在顧問。この数年来トレーナーを兼任。芸館移動演奏会(豊後大野市、佐伯市、宇佐市、国東市、杵築市、津久見市)では指揮を務める。
 
 
伊藤博仁
福岡市出身。3歳よリヴァイオリンを始める。九大理学部卒業後、九州交響楽団入団、在団中に文化庁在外研修員としてドイツ、フランスに留学。九響コンサートマスターを務めた後渡米、バッファロー・フィル、ボルティモア響に在籍の後、長くインディアナ州フォートウェイン・フィル、アイオワ州デモイン・オペラのコンサートマスター、またシカゴ響の客員を務める。ソロ、室内楽、ゲストコンサートマスター、オーケストラコーチ、音大での指導など活動は多岐に渡り、アメリカ、東西ヨーロッパ、ロシア、日本各地で演奏。 33年ぶりに帰国した日本での活躍が期待されている。2013年11月には、福岡市医師会オーケストラの指揮者兼音楽監督としてタクトを振り、また彼のためにハワード・テロル氏により作曲献呈された「ヴァイオリン協奏曲」を世界初演した。現在、別府市在住。 
 
 
甲斐彰
広島大学教育学部音楽科・同教育専攻科修了。専攻科在学中の中学校を皮切りに、高等学校、専門学校、短期大学を経て、現在は大学にて音楽教育を担当している。研究テーマは、初心者を対象とした「音楽理解のための教授法」。主著である”楽典の基礎『楽譜が読めるステップ12』(音楽之友社:1995)”は好評で既に14刷を数えている。その他”左手のための『実用伴奏法』(音楽之友社:1990)”等がある。一方、在学中より広島大学音楽科交響楽団においてポップスコンサート等の編曲・指揮を担当。卒業後は広島ジュネスミュージカルシンフォニーオ一ケストラの常任指揮者を5年間つとめ、定期演奏会や市民のためのポップスコンサート等の編曲・指揮を行う。また、広島交響楽団や九州交響楽団においても移動音楽教室や地方の合唱団等との共演によるミュージックフェアー等を指揮。大分交響楽団には2002年よりトレーナーとして参加している。現在、福岡県立大学教授。
 
 
加藤典靖
尚美音楽短期大学卒業。東京コンセルヴァトワール尚美研究科及びディプロマ修了。卒業演奏会出演。ファゴットを霧生吉秀、中川良平両氏に師事。室内楽を中川良平、故増永弘昭両氏に師事。 現在、社団法人東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団団員、同団首席ファゴット奏者。文京区主催区民オペラオーケストラ代表、管楽座(木管五重奏団)メンバー、iichikoグランシアタ・ジュニア・オーケストラ講師。 2003年4月、東京クラリネットクワイヤーの定期公演にソリストとしてウェーバーのファゴットコンチェルトを共演(ライブ録音としてカフアレコードよりCD発売中)。2003年10月、ヤマハアトリエ東京・サロンコンサートシリーズに出演。2009年11月、国際親善交流特別演奏会のソリストとしてモーツァルト・ヴィルトゥオーゾ祝祭管弦楽団とモーツァルトのシンフォニアコンチェルタンテを共演。
 
 
村里修二
福岡県立修猷館高校入学後、吹奏楽部でトランペットを始める。九州大学工学部合成化学科卒業後、新日鉄化学に入社。大学時代は九大フィルハーモニーオーケストラで学生指揮も務める。昭和48年九州交響楽団のプロ化と同時に入団、平成12年まで在団。退団後フリーの演奏家・編曲家・音楽指導者として活動を始める。現在、大分県立芸術文化短期大学および佐賀北高校非常勤講師。九州電力吹奏楽部、西南学院大学吹奏楽団指揮者。福岡学生シンフォニーオーケストラ参与。福岡ブラスクインテット(F.B.Q.)メンバー。九大フィル、久留米市民オーケストラ等のトレーナー。